2023.07.10 - Mon
【油の質も大切!】妊活中は「良い油」に変えると、妊娠力UP!

福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
元理学療法士
院長:森部瑛二です。
今日のブログのテーマ
妊娠力をUPさせる食べ物!part2
「妊活中は「良い油」に変えると、妊娠力UP!」
妊娠を
成功させるためには、
お母さん
お父さんの
栄養状態が凄く
大切になります。
栄養のことは
凄く難しく複雑であり、
1回で全てを
伝えることが難しいので、
食事・栄養のことはシリーズ化して書いています。
今回の内容は
「油の質」です。
油の質を上げることで、妊娠力UP!
油って聞くと身体に悪いイメージですが、実は凄く重要な栄養素。
油の役目は以下の通り、
- 身体の炎症を抑える
- 細胞を活発化させる
- 内臓は油で出来ている
- ホルモンの原材料となる
- エネルギーを持っている
- ビタミンの吸収を助ける
- ホルモンバランスを整える
妊娠に必要なことばかり。
また油は、細胞を包む細胞膜を作る材料でもあり、
この細胞膜の質を上げるということは、
つまり!!
身体全ての細胞を活性化させるこということです!
そりゃ、もう妊娠しやすい身体になって当然ですよ。
むしろ、
- 油が足りない
- 油の質が悪いと
↓
- 細胞膜の材料がない
- 質の悪い細胞ができる
↓
- 細胞の老化
- 体内に炎症が起きる
↓
- 卵子の質
- 精子の質も低下する。
こんな悪循環に陥り
「不妊の原因」に。
ですので、
不妊でお悩みのご夫婦はぜひ、油の質を上げて「妊娠力を爆上げ」させて下さい!
妊活、身体に良い油を紹介します!
理想はこの3種の油を意識して摂取することで、妊娠力をUPさせることができます!
- オメガ3 ◎
一番身体、妊活に良い!
↓
身体の炎症の予防と改善におすすめ!
魚油(EPA、DHA)、エゴマ油、あまに油、サンチャイオイル
- オメガ9 ◯
抗炎症、抗酸化作用が強い!
↓
オリーブオイル、国産米油、国産菜種油
- 飽和脂肪酸 ◯
抗炎症、抗酸化作用が強い!
↓
バター、ラード、ココナッツオイル
★良質な油を2週間取り続けることで、細胞レベルで活性化が起こり、妊娠力がUPします!
オメガ3脂肪酸を摂れば男女ともに妊娠力UP!
油はとても妊活には重要な栄養素です。
特に注目を浴びているのが、オメガ3脂肪酸。
ハーバード大学の研究で、
オメガ3脂肪酸(EPAやDHA)の摂取量が高いほど、
- 妊娠率
- 出産率が高いという
研究結果が出ており、
- EPAの摂取では妊娠率10%、出産率15%
- DHAの摂取では妊娠率8%、出産率16%
どちらの値も増加が見られたとのことで、
摂取した総エネルギーの1%にあたる飽和脂肪酸をEPAやDHAに換えると、
- 出産率が2.37倍にアップ!
という、驚きの結果が出ています。
しかし、残念なことにオメガ3は体内では作れない油です。
そのため、サバなどの青魚や亜麻仁油・エゴマ油などから積極的に摂取する必要があります。
さらに、オメガ3は妊娠しやすい体を作るだけではなく、
- 妊娠中
- 出産後も、
日常的にオメガ3を摂ることが重要だと考えられています。
また、オメガ3が欠かせないのは、女性だけではありません。
男性もオメガ3の摂取量が不足すると、精子の運動機能低下にもつながります。
精子が卵子を目指すときの尾っぽの柔軟性にオメガ3が必要なので、
- お父さん
- お母さん
夫婦揃って一緒に摂っていくことで、夫婦揃って妊娠力をUPさせることができます!
不妊の原因になる避けてほしい油
質の良い油を摂ると身体に良いのですが、
質の悪い油を摂ると逆効果です。
- 身体に炎症を起こす
- 細胞レベルで老化が起こる
- 卵子、精子の質が低下するなど、
不妊の原因になること間違いなし。
ですので、妊活中は以下の油は出来るだけ避けて下さい。
- トランス脂肪酸 ×
細胞レベルで身体を硬くしてしまう。
↓
マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュ、菓子パン、市販の揚げ物、インスタント食品
- オメガ6 ×
外食やお惣菜に使用されていることが多い。
↓
サラダ油、コーン油、大豆油、市販のドレッシング
これがあると良質な油が足りないかも!?
以下の症状があると、良質な油が足りない可能性が高いかも!
チェックしてみて下さい♩
- 空胞や変形卵になりやすい
- なかなか着床しない
- 鼻炎がある
- お肌がカサつく
- 頭痛持ち
- 風邪をひきやすい
- 便秘、下痢をしやすい
- 揚げ物が好き
- 外食が多い
- スナック菓子が好き
- パンが好き
このような症状が見られる時は、身体が良質な油を欲しており、もっと潤いたいサインです!